LenovoパソコンBLOG

パソコンは休止やスリープといった状態にすることができます。
休止、スリープと言っても、具体的にどんな違いがあるのかは殆ど知られていません。
どこで休止状態、スリープの違いをメリット、デメリットの観点から見てみましょう。

■休止状態
休止状態とは、パソコン上で動作しているプログラムなどを、
一旦HDDなどの記憶媒体に保存した上で電源をオフにします。

休止状態のメリットは、パソコンの内容を記憶媒体に保存しているので、
作業中のデータなどが失われない状態が続いています。
ただ絶対ではありませんので、場合によってはデータが破損することはあります。
加えて電気代は殆どかかりません。

休止状態のデメリットは、起動時間がシャットダウンほどではないものの
スリープ状態よりは掛かってしまう点にあります。

■スリープ（スタンバイ）状態
スリープ状態とは、一時的に作業内容をメモリに保存する状態です。

スリープ状態のメリットは、作業内容がメモリ上に保存されているので
復帰時の機動時間が素早いことにあります。
電源はついたままなので電気代はかかりますが、通常の状態よりは節電になります。
また電源が入った状態なので、HDDに負担をかけることがありません。

スリープ状態のデメリットは、休止状態に比べると電力を消耗することです。
また低スペックパソコンだとメモリ消費が激しくなるので、処理が遅くなることがあります。
作業内容をメモリ上に保存しているので、電源が抜けたりバッテリーがゼロになって
通電がなくなると保存していないデータはすべて消えてしまいます。

マイクロソフト製のOSにはサポート期限があるため、ずっと同じOSを
使い続けることはリスクを伴うことになります。

OSはWindows7だという人もまだまだたくさんいると思いますが、
Windows7にもサポート期限があり2020年1月14日までと発表されています。
つまりあと1年もすればマイクロソフトのサポートが終了してしまい、
脆弱性などが見つかっても修正されなくなります。

インターネットへの接続が当たり前の世の中になっているので、
パソコンをネット接続しない方が珍しいと言えます。
インターネットに接続する以上は、脆弱性を利用したウィルスなどの
脅威にさらされることになるのでサポートを受けられないのは問題です。

あと1年もあると思っていたらあっという間に1年経過してしまうので、
なるべく早目にWindows10に切り替えたほうが良いでしょう。
パソコンを買い替えるのではなく、10へのアップグレードすることで
マシンはそのままでOSだけ入れ替えることができます。

アップグレードに対応できないスペックのマシンは、買い替えせざるを得ませんし
アップグレード可能なマシンでも古いものは買い換えたほうが良い場合もあります。

どちらにしても2020年1月14日にはサポートが終了してしまうので、
何らかの対応を検討したほうが良いでしょう。
もしインターネットに接続しないのであれば、急いで対策する必要はありません。
それでも新たに追加したいソフトがWindows7対応しないこともあるので、
何らかのリスクがあることは承知しておきましょう。