LenovoパソコンBLOG

コロナ禍によりリモートワークが進み、ノートパソコンの需要が増加し
それによってレノボのパソコン売上が伸びているようです。
特に2021年の売上はそれまでより高い伸びを示しています。

ただ2022年の後半になると2021年までの伸びに比べると鈍化しており、
売上でみると4%程度の減少となっています。
しかし純利益は前年比6%の増加なので利益は伸びていることになります。

リモートワークによる特需は一巡した感じがありますが、
それでもパソコンの需要は半導体不足ということからもしばらくは
続くでしょう。

売上が少し減少しつつも純利益が増加したのは、半導体不足に伴う
パソコンそのものの単価が上がったことで、利益率が改善したものと考えられます。

もともとレノボはコスパに優れたパソコンが多かったので、
コロナ禍のリモートワーク特需で購入者のターゲットになったものと考えます。

リモートワークの準備に当たっては時間を掛けられないということもあり、
在庫が豊富なレノボがその需要にマッチしたようです。

また為替変動が激しく動いたことも、売上には影響しているでしょう。
ドル高でそれ以外の通過が全面安になっていることからも、グローバルに
販売ネットワークを持つレノボにとっては影響があったと言えそうです。

2023年にはコロナ禍も様相を変えてくるでしょうから、パソコン需要が
どのように変わっていくのか、あるいは変わらないのか注目です。