LenovoパソコンBLOG

格安SIMを使った端末ではLINEの年齢認証ができません。
LINEそのものを起動させることはできますが、年齢認証ができていないので
ID検索機能を使用できない状態のままとなります。

どうして年齢認証ができないかというと、これはLINEの問題なのですが
3大キャリアの契約情報を通じて年齢認証を行う仕組みとなっているので、
格安SIMは3大キャリアに属していないためにできません。
年齢認証時にSIMの内容に応じて3大キャリアに接続しに行くからです。

ID検索が出来なくても大丈夫だという人は少ないでしょう。
何故なら友達登録ができないばかりか自分のIDも相手の検索に
引っかかってこないからです。

代替案はいくつかあります。
ID検索だけを有効にしたい場合は、PC版のLINEを使ってID検索すれば
解決しますがかなりの手間になるのは言うまでもありません。

次にLINEの自分専用URLを相手に教えることです。
自分のIDが検索できない代わりに招待メールに記載されているURLを
教えることで相手からの友達追加ができます。
ただ、これも自分から検索することができないばかりが、
相手に負担がかかりますので手間になってしまいます。

現在のところ、格安SIMだけではLINEの年齢認証はできません。
裏ワザとして3大キャリアのSIMを別途用意し、年齢認証のみ3大キャリアSIMで
行い、その後格安SIMに差し替える方法であれば問題なくID検索も
使用することができますが、余計な費用が掛かってしまいます。
家族に3大キャリアを使っているユーザーがいる場合は、一時的に
借りて年齢認証だけを済ますことも可能ですが、この方法もいつまで
可能かは不明なので要注意と言えるでしょう。

格安SIMに乗り換えたいけど、電話番号が変わってしまう？！と不安になったり
電話番号が変わるのなら乗り換えは見送りたいと考える人が多いと思います。
安心してください、格安SIMへの乗り換えでもナンバーポータビリティは出来ます。

契約中のキャリアによって手続きに若干の差はありますが、
基本的には以下の流れになります。
ショップ、電話、オンラインの3つのいずれかの方法で契約中のキャリアで
MNP予約番号を取得します。
このMNP予約番号が無ければ番号を引き継ぐことが出来ませんので、
MNP予約番号の取得は必須作業になります。

この番号を取得する際には、手数料として2000円～3000円程度かかります。
また、発行したMNP予約番号は15日間の有効期限が設定されていますので、
10日以上の有効期限が残った状態で格安SIMへの乗り換え手続きをしましょう。

このように契約中のキャリアで手続きをすることで番号を継承することが出来ます。
注意しなければいけないのは、やはり予約番号の有効期限でしょう。
事前に番号を発行したはいいものの、忙しいなどの理由で格安SIMの購入を
後回しにしているとあっという間に有効期限が切れてしまいます。
そうなると再度MNP予約番号を取得することになり、追加で料金がかかってしまいます。

格安SIMへはナンバーポータビリティが出来ないと思い込んでいる人もいますが、
それは間違いです、基本的に格安SIMであっても大手3キャリア間であっても
MNP予約番号さえ取得できれば番号を継承することが出来ます。